他にはないような絶景を撮影したいと言う方は年々増えていると思います。
奈良は古い町ですが、実は新三大夜景に数えられている奈良市若草山の夜景があります。
しかし、それに劣らないおすすめの素晴らしい夜景と雲海のスポットがあります。
奈良市の東部道の駅針TRS(針テラス)から南へ20分ほど車を走らせると香酔峠という峠があります。
香りに酔う峠です。
その界隈から南へぐっと標高が下がります。その下ったエリアが榛原という町になります。
榛原は厳密には奈良県宇陀市榛原地区と良い平成の大合併によって榛原町が宇陀市になりました。
山間の小さな盆地ながら、近畿日本鉄道の急行の止まる駅があるため、団地が広がっています。
3月や10月になるとそこに雲海が発生します。
雲海は朝に見に行くのが普通だと思いますが、弊社のスタッフは夜中に出掛けます。
そしてこんな幻想な景色を撮影しています。
すごい風景ですね。雲海と通り沿いの街路灯の夜景が重なり素晴らしい風景になります。
この時期になると、弊社のスタッフが必ず撮影に行き、facebookなどでも投稿していますが、大反響です。
ちなみに、撮影場所は危険なため、紹介できないそうです。探してみてください。おすすめのスポットです。
何が危険かというと、イノシシなどが多いそうです。
そして暗いのでそれも問題のようです。
山とのコントラストもとても素敵ですね。明暗が分かれることで風景がよりぐっと鮮やかになります。
前に北京の風景もこんな感じの風景がありましたが、あれは大気汚染だということでした・・
今回は、この画像をインターネットで発見したフジテレビの番組「とくダネ!」の方から画像の提供依頼をいただきました。
テレビ局に画像を提供するのは初めてですので、どうなるのかわかりませんが、明日の「特ダネ」時間があればご覧ください。
雲海と夜景の絶景スポットである榛原は実は、お茶伝来の地と呼ばれています。
中国から伝わったお茶を始めて栽培した記録が仏隆寺にあります。
当時の中国から帰国した空海が持ち帰って植えた茶の苗を弟子の堅恵が植えたそうです。
また、このお寺は桜の名所でもあります。千年桜です。
奈良の桜といえば吉野山の桜や宇陀の又兵衛桜が有名ですが、又兵衛桜から車で15分ぐらいの場所に仏隆寺があります。
是非、訪ねてみてください。
奈良のおすすめの絶景スポットは榛原の夜景と雲海のセットです。ぜひ足を運んでみてください。