奈良観光のメインスポットと言えば東大寺ですね。
今では東大寺大仏殿の年間来場者は約400万人もいると言われています。
ちなみに奈良市の観光客数は年間1300万人と言われているので4人に1名ぐらいは東大寺を目指しています。
奈良の観光は今ではとても大きな観光地となっていますが、昔はお寺さんはお金に難渋することも多かったそうです。
そんなお寺さんの維持はお寺さんが独力で行うだけでなく、昔から奈良の地域で支えてきた面がありました。
私の会社にもお布施のお願いが来ます。
おそらく東大寺に関係しているであろう、ほとんどの人が修二会の前にお布施の協力をされています。
そして、修二会が終われば、お礼状とお札が届きます。
外から引っ越してきた者としてはこういったものをいただくととても地域に貢献しているようで嬉しいです。
お礼状です。
お札です。
東大寺の大仏殿の拝観料は450円になります。とても多くの人が拝観しているのですが、同時に時代の中で維持していくことは難しいことです。
法隆寺が拝観料を1200円なのを考えると、安いなぁと思います。
ちなみに、東大寺は他にも福祉財団や学校法人も経営しています。学校法人は東大寺学園という中学校・高校です。
東大寺学園は全国屈指の難関校です。しかし、奈良には東大寺学園出身者がたくさんいらっしゃいます。
さすが教育県・・・
東大寺の見どころは、まずは大仏殿です。行くたびに圧倒されます。
大仏殿に負けない見どころとして、二月堂があります。
二月堂は修二会を開催するお堂です。
そして、深夜も静かにしていればお参りもさせていただけます。
私はたまに気を休めるために深夜に二月堂にお参りに行ったりすることがあります。
知人などで、奈良に来られる方がよく駐車場を聞かれます。東大寺は関係者以外の駐車場はなかったと思います。
その代り、県営駐車場がありますので、県営大仏前駐車場か南大門前に個人の駐車場が何軒かありますので、そこにみなさん止められています。
ちなみに、奈良に住んでいる人間として、この界隈のおすすめのお店も名前だけ書いておきます。
まずは吉野本葛の老舗 黒川本家です。ここは夢風広場という国立博物館前の複合施設の中にあります。
ここで葛きりを食べてください。生半可な食感ではありません。
弊社も東京の飲食店に黒川本家製の葛の取引などをいただいています。
営業で初めて持って行った時に、純白の葛を見て、ほとんどの料理店の主人が目を輝かせて「本物だ!」と言われます。
それからもう1軒、友明堂というお茶道具店があります。
こちらも国立博物館前になります。
お茶を嗜まれている方は是非、一度は足を運んでみてください。
足を運ぶだけで、様々な方に出会うことができます。
ここではこれ以上は書けませんが、思わぬ人に出会えるでしょう。