大阪といえば商人の町ですね。
梅田の繁華街。
本町・船場のオフィス街。
難波の繁華街。
そして天王寺のあべのハルカスにこてこての町新世界があります。
新世界とは通天閣の界隈で、主なスポットはこの通天閣とジャンジャン横丁です。
1903年の第五回内国勧業博覧会で会場の敷地となったことがきっかけで整備が進んだそうです。
内国勧業博覧会は明治初期の内務卿大久保利通が推し進めました。
全国の物産や機械技術の紹介のための大物産展でした。
5か月で530万人が来場したそうです。
1912年に大阪の財界の出資により大阪の新名所として『新世界』と銘打ってスタートしたそうです。
さて、そんな新世界には何度も串カツを食べに行ったことがあります。
大阪の新世界に行けばランチは串カツと決まっている方が多いのではないでしょうか。
新世界ジャンジャン横丁ですね。ここで食べる串カツがやめられないんです・・。
今回は寿司を食べて梯子しようと思ったのですが、寿司が安すぎて食べすぎたために串カツは断念・・。
通天閣界隈を散策しました。
ゲームセンターが多いのですね。5軒ぐらいあったように思いました。
前に新世界を訪ねたときはあまり発見できていなかったのですが、スマートボールというゲームを発見しました。
イメージ的には関西であれば、城崎温泉にある射的のような感じでした。
射的は昔は全国どこの町でもあったそうですね。
それがなくなっていった中で新世界にあるというのがいいですね。
大阪の新世界には他にはないスマートボールがある。
ゲームセンターや射的。かつての日本の風景がここでは観光になっているような雰囲気がありました。
100円を入れると15個のビー玉のようなものが出てきます。
そして、パチンコのようにバネを利用して発射し、点数の書いてある穴に入れます。
そうすると、その点数分のビー玉がまた出てきます。
非常に単純で、そして手動です。
観光客的な目線でいうと、1回はやってみたいという感じでした。
そして、ビー玉を20個以上集めると、景品と交換してくれます。
この景品というのがポイントですね。20個で大体100円前後の景品がもらえるようです。
100円を入れて挑戦してみました。
結果は15点が1回と5点が1回入りました。10分ぐらい遊びました。
今はさすがにいないようですが、昔はこれを仕事にしている人がいたらしいですね。
娯楽は大流行するとり大手により吸収されていきます。
スマートボールはパチンコに取って代わられたのでしょうか。
ゲームセンターもなくなっていく時代に、新世界で少しその時代の空気を垣間見ることができてよかったです。
大阪の新世界のおすすめの遊びはスマートボールです。一度体験してみてください。