私はどうも、奈良に来たころから葛城山麓が好きです。
葛城山麓を南の方に行くと、鴨神という地名があります。
神話の世界に取り込まれていきそうな地名ですね。
その鴨神という場所にある神社があります。
高鴨神社。アクセスは正直があまりよくないです。
車がなければいくことは難しい場所です。
しかし、高鴨神社は奈良のおすすめのパワースポットです。
高鴨神社は堂本剛さんも訪れたとか。
高鴨神社は奈良のおすすめのパワースポットです。紹介します。
高鴨神社は日本全国の鴨神社の総本社
高鴨神社はなんと、日本全国の鴨神社の総本社です。
つまり、京都の上賀茂神社・下鴨神社の本社となります。
そんなパワースポット高鴨神社を訪ねました。
高鴨神社のアクセス
高鴨神社は御所市鴨神1110番地に所在します。
JR北宇智駅から北へ約3kmの場所にあります。
高鴨神社は駐車場が整備されているので、車をおすすめします。
奈良市内からは車で1時間少々でたどり着くことができます。
高鴨神社の主祭神は阿治須岐高日子根命
主祭神は阿治須岐高日子根命です。
阿治須岐高日子根命は大国主命と宗像三神の一人、多紀理毘売命の間に生まれた子神です。
この阿治須岐高日子根命が日本中にある鴨(加茂)神社の主祭神なんですね。
死した神々を蘇らせることができる大御神
別名を迦毛大御神(かものおおみかみ)と呼ぶそうです。
この大御神という神号。
伊邪那岐大御神・天照大神と3神しかいないそうです。
死した神々さえも蘇らせることができるそうです。
奈良っぽいちょっとミステリアスな話になってきましたね。
鳥居をくぐり、本殿に向かう途中に大きな杉の木がありました。
奈良で杉の木を見ると、吉野の印象が強く、素晴らしい木なんだなと思ったりします。
高鴨神社本殿は撮影禁止
本殿です。本殿内は撮影禁止なので、遠くから撮影しました。
平成大修造のご奉賛のお願いの看板がありました。
古い社を未来に語り継ぐことができるのか。
日本人の文化力を試されている気がします。
高鴨神社と楠木正成
さて、境内には楠正成像が安置されていました。
楠正成といえば南北朝期の南朝の武将です。
大坂河内が本拠だった豪族です。
なぜ、ここに置かれているかと思いますよね。
しかし、この高鴨神社の西側の葛城・金剛山系は楠正成の本拠地なんです。
山登ればすぐに彼の地元です。
像の下には「七生報国」の文字。
陸軍大将本庄繁謹書とありました。
ここにも太平洋戦争の歴史が残っています。
されに、高鴨神社駐車場の隣には。
殉国英霊費
殉国碑がありました。
この地域でも出征して帰らなかった人をお祀りしています。
境内には池もあり、またきれいに掃き清められています。
とても清々しい神社でした。
高鴨神社の宮司鈴鹿氏
最近、奈良県では県内の寺社仏閣の代表の方による講演の機会を作っているようです。
高鴨神社の宮司鈴鹿義胤氏も高鴨神社と鴨族について講演をされています。
鈴鹿氏は京都吉田神社宮司のご子息であるそうです。
高鴨神社のアクセス
神社HPによると、近鉄「御所駅」を下車し近鉄バス「風の森」バス停より徒歩5分です。
私的には車で行くことをおすすめします。
南阪奈道路葛城を降りて右折し、県道30号線を南下します。
20分ほども行けば、高鴨神社の看板が見えます。
高鴨神社の蕎麦店
高鴨神社の境内に蕎麦店ができているそうです。
高鴨神社で蕎麦・・・。
鴨蕎麦を考えた私は罰当たりかもしれません・・・。
しかし、神社で蕎麦とは珍しい気がします。
次回、高鴨神社に参拝しあさいには蕎麦を食べようと思います。
パワースポット高鴨神社を紹介しました。