福岡県直方市。
遠賀川流域の商業都市で、かつて炭鉱で採集される石炭の集積地として栄えました。
炭鉱が衰退してもう50年ほども経つのでしょうか。
そんな直方の町を歩きます。
直方観光にJR直方駅周辺を観光しました。
直方市の人口は約5.6万人
今回は車で行きました。直方駅の画像を取り忘れました・・・。
福岡県直方市は人口約5.6万人(人口推計2016年)
筑豊地方を構成する都市のひとつです。
筑豊地方のほぼ中央に位置し、遠賀川が流れています。
市の東側には大きな山々が聳えます。福知山地というそうです。
直方はかつて、福岡の黒田藩の支藩として町が整備されました。
長崎街道の道筋に形成されており、宿場町としても栄えました。
その後、明治以降に炭鉱が始まると、その中心地のひとつとして栄えます。
ちなみに、直方は人力車の発祥の地ということです。
直方観光にJR直方駅界隈の商店街を歩く
さて、商店街を歩きます。
JR直方駅から東にまっすぐ800mぐらい大通りが続いています。
その大通りをJR直方駅から東へ150mほど行った北側に須崎商店街があります。
直方の商店街・・・須崎商店街
須崎商店街はおおよそ380mぐらいあります。
上の電球がついておらず、アーケードが逆に暗かったです。
この商店街を突っ切ると、その東側に筑豊直方駅があります。
直方の商店街・・・明治町商店街
JR直方駅からすぐ南側に東西に続いている商店街は明治町商店街です。
商店街の入り口には行政の案内所がありました。
そこにはいろいろなパンフレットなどがありました。
その中で一番目立ったのはこれでした。
歓楽街マップ・・・。
福岡らしいですね。
同じ福岡出身者として、福岡の誇らしいところは人がとても明るく陽気なところです。
直方の商店街・・・古町商店街・殿町商店街
この明治町商店街の先に南北に古町商店街があります。
古町商店街の先には殿町商店街があります。
この商店街全部のアーケードを合算すると1kmもあるそうです。
直方市の人口は5.6万人です。
人口5.6万人規模の商店街規模とは思えません。
しかし、かつては周辺地域からの消費者が押し寄せていたのでしょう。
今は直方市はイオンができて、郊外に客を取られているのでしょう。
直方市は今後商店街をどうするのか考えているでしょう。
直方市に地方創生で挑戦してほしいのは商店街の再編
私は直方市は商店街を再編成することがいいと思います。
商店街として残すところと、住宅地にしてしまうところ。
お店は必ず並んでいた方がいいと思います。
これを行うことができれば、商店街は息を吹き返すでしょう。
ただ、人は土地に愛着を持ちます。
商業的理由は大事ですが、それが一番でもないのが人間社会ですね。
直方市には直方のイベントポスターがずらり
直方市では直方で行われるイベントのポスターを多く見ました。
直方市で相撲のイベントが行われているとは・・・。
お相撲のポスター。
北九州のサッカーチームのポスターが貼ってありました。
筑豊地方に所属しながらも、文化圏は北九州なのですね。
FM局がありました。災害時には必要不可欠です。
今回は1時間程しか時間がなかったので、ゆっくりは回れませんでした。
それでも、お茶の販売店が多かったり、お仏壇の長谷川の1号店を発見しました。
かきもち・煎餅のもち吉も直方市出身です。
また、猫の多い町でした。
猫の多い町は人が優しい
かつて栄えた町というのは不思議と猫が多いですね。
そして結構大事にされています。
猫が大事にされている町はきっと人も優しいのだと思います。
そのやさしさはおもてなしの形となっていく可能性は十分にありますね。
知らない町を歩くとうきうきします。
特に街角に何か新しいものを発見したような出会いがあります。
先日、河内八尾の寺内町に行き、浄土真宗のお寺を見つけました。
直方市にも町のど真ん中に浄土真宗の大きな寺院が建っていました。
直方市の大寺院・・・壽光山圓徳寺
直方市にも町のど真ん中に浄土真宗の立派なお寺が建っていました。
浄土真宗本願寺派壽光山圓徳寺です。
なんでも、炭鉱に成功した人が他の檀家さんに声をかけて大きく作ったそうです。
直方市には炭鉱で苦労して財を成した人の苦労話が残っていました。
炭鉱で栄えた町で、苦労して財を成した人の話が残るとはなんとも教訓的ですね。
福岡県久留米市もそうですが、近くに大河が流れている場合、普段から備えに気を配る地域性ができます。
直方市も儲かれば浮かれるという雰囲気ではなく、こうやって苦労したから財を成したという話が残る。
そこに、古くからある町の良さがにじみ出ている気がしました。
直方観光にJR直方駅界隈を観光しました。