一橋慶喜はフランス公使を使って朝廷を揺さぶります。
せごどん32話の解説感想・・歴史を変えた龍馬の視点を紹介します。
せごどん32話の解説感想・・吉之助と一蔵の決意表明
朝廷から長州征伐の勅令が出ました。
そして一蔵が胃痛からその隠れ家と妾の存在が露見します。
ここは京都御所東側の寓居ですね。
一蔵はこの寓居で維新への筋書きを考えていました。
ここで二人は長州征伐に反対する意見書を作り、諸藩に示します。
その結果、多くの藩が長州征伐への参列に慎重になりました。
せごどん32話の解説感想・・龍馬が仲介する組織同士の利害
龍馬は長州征伐に対抗するために銃を長州へ紹介します。
幕府も利用しているゲーベル銃と最新鋭のミニエー銃。
ゲーベル銃は銃の先端から弾を補充します。弾は円形です。
それに比べてミニエー銃は元込め式であり、弾は手元から入れます。
弾は椎の実型であり、銃の中はネジのようになっています。
弾は旋回しながら、標的までまっすぐ飛びます。
せごどん32話の解説感想・・感傷的な桂小五郎
薩摩は銃を購入して、長州はその銃を米で購入する。
これがちょっと史実とは違いますが、龍馬はそのような形で提案します。
そしてこの取引をきっかけに薩長は縁を結びました。
ちなみに伊藤俊輔。これが後の伊藤博文でした。
幕末の伊藤俊輔の顔にそっくりの俳優さんで驚きました。
桂小五郎は幕末はずっと人の尻拭いをやってきました。
松下村塾生の暴走の後始末を行い、禁門の変では一人だけ逃走します。
そんな苦しい経験から、桂小五郎は感傷的になっていました。
せごどん32話の解説感想・・土佐の龍馬が仲介した薩長同盟
京の地において、吉之助・一蔵・小松と桂小五郎・伊藤俊輔・そして龍馬が集います。
同盟を進めるはずが、お互いの禍根があって前に進みません。
しかし、いがみ合った両者を仲介者の龍馬がまとめました。
歴史の転換点がここに築き上げられました。
ちなみに、米を求めた薩摩藩。
その薩摩藩が求めた米を長州藩はすべて薩摩藩に進呈しました。
せごどん32話の解説感想・・歴史を変えた龍馬の視点について紹介しました。