いよいよ始まりました。
大河ドラマ麒麟がくる。
戦国武将明智光秀の物語です。
大河ドラマ麒麟がくる第一回の解説と感想を紹介します。
麒麟がくるの解説・・豊かな美濃国
麒麟がくるは美濃国東部の現在の可児市周辺で始まります。
美濃国は非常に豊かな国です。東海地方でも終わりに次ぐ穀倉地帯です。
収穫期に盗賊が押し寄せてきます。
明智光秀は作戦通り相手を待ち受け、藤田伝五行政が奮戦します。
盗賊の棟梁は鉄砲を放ち引き上げます。
光秀は鉄砲の威力を知るのでした。
麒麟がくるの解説・・明智光秀と主君斎藤道三
光秀は稲葉山城に参上します。
こちらには斎藤利政(道三)がいます。
一代で美濃国を手中にした梟雄です。
光秀は叔父の光安に道三に直接会うのをやめろと言われます。
しかし、道三嫡男の義龍の仲介で道三に会い鉄砲について話を聞きました。
光秀は鉄砲を観に当時日本一の貿易港だった堺に行きたいと言います。
また、道三の妻で光秀の叔母小見の方が病床にあることから京の医者を連れてくると伝えます。
道三は光秀の畿内見物を了承しました。
麒麟がくるの解説感想・・・畿内の情勢について
光秀が旅立ちます。
良い子には旅をさせて学ばせるという話がありますね。
比叡山の関所や奴隷を観たり、様々な風景にあいながら堺に到着します。
堺では鉄砲を所望し、幕臣の三淵藤英に出会います。
※普通は身分の差があるため話はできません
三淵藤英は鉄砲には興味を持たず帰っていきます。
しかし、その帰りがけに松永久秀が登場します。
端麗な光秀からいうと松永久秀は食えない男です。
そんな久秀が斎藤道三を絶賛します。
まあ、似た者同士ですね。
そして二人は飲み明かします。
松永久秀の見せ方がうまいですね。
このような人物だったかもしれないなと思いました。
光秀と久秀は諸説ありますが、年齢差はおおよそ20歳。
光秀が18歳だとすれば、40手前ですね。
後にこの二人は数奇な縁が広がります。
麒麟がくるの解説・・京の町で町医者にあう
京の名医望月東庵(架空の人物)にあいます。
東庵は屁理屈を言います。
光秀はその境遇を感じとり、亡き父が自分に残した誇りを大事にという話をしました。
そこに夜盗が家に火をつけ始めます。
火災の家の下敷きなっている近所の娘を助けに行くことになった三人。
光秀は見事に娘を救出します。
そこで東庵の助手駒に、麒麟がくる話を聞きます。
麒麟とは国を良く治める王様の下に現れる瑞獣だといわれています。
戦乱の時代に、それを治める人物の登場を人々が待ちわびます。
麒麟がくるの解説・・織田信長の父信秀が美濃を目指す
そのころ、美濃国の南側の隣国尾張国(現在の愛知県)の大名織田信秀。
信長の父です。
その信秀が美濃国に押し寄せました。
麒麟がくる第一回の感想・・麒麟がくる時とは
斎藤道三や松永久秀はまだ、1国を治め、自身の勢力を作ることに精一杯でした。
やがて、織田信長の若い時代には多くの領国を治める人物も出てきます。
そして、織田信長が近畿を掌握します。
この時代、外国から新たな精製技術が到来します。
そして鉄の生産力が上がったことで、農業生産力が劇的に向上します。
その農業生産力の余剰は多くの経済的余裕を生み、それが戦乱へと進みます。
多くの孤児が生まれたでしょう。
しかし、それを超える大きなエネルギーを持った時代でした。
その時代を最後に治める人物のもとへ麒麟がくるのでしょう。
麒麟がくる第二話は道三の罠です。楽しみですね。
麒麟がくる第一話光秀西への解説と感想を書きました。