
奈良の茶道具師で工藝作家の故川﨑鳳嶽先生の顕彰事業を開始しました。
顕彰事業のためにクラウドファンディングを立ち上げています。
https://camp-fire.jp/projects/842081/view
顕彰冊子について紹介します。
川﨑家の顕彰記録を作りたい
川﨑鳳嶽先生は、奈良の古材を使用した茶道具や正倉院御物の写しのお道具を残されています。
川﨑家は法華寺の寺侍であり宮大工を担っていました。
鳳嶽先生はその十七代目にあたります。
また祖父の富三郎氏は奈良県旧公会堂や奈良ホテルの建設に関与し、薬師寺東院堂の聖観世音菩薩の厨子を残されています。
父の幽玄氏も元興寺泰楽軒や和歌山白浜のホテル川久に茶室を残されています。
川﨑家は奈良の建築の歴史に関与してきた軌跡がありますが、それを証左する記録がありません。
※父の幽玄氏については記録が残っています。
奈良は茶道の発祥の地でもあり、奈良のお茶道具を作り続けた鳳嶽先生とその祖先の偉業を冊子に残したいと考えました。
川﨑鳳嶽先生と交流のあった方の元へ足を運ぶ
鳳嶽先生は交流範囲の大変広い方でした。
全国に知人が多く、そしてよく先生の所に訪ねてこられていました。
今回、先生と生前に交流のあった方に手紙を送り、足を運んでお会いさせていただいています。
中には先生と兄弟の契りを結んだという方から連絡をいただきました。
そして、若い頃の先生との交流を年表にしていただくことができました。
日々、多くの情報をいただいていますので、きちんとまとめることができるようにしたいと考えています。
顕彰冊子は2026年3月完成予定です。
クラウドファンディングのウェブページはこちら↓
https://camp-fire.jp/projects/842081/view
ウェブサイトでの手続きが難しい方へ
クラウドファンディングは手続きが煩雑との声もいただいています。
直接振込とFAXでも申し込みができるようになっています。
➀以下の画像をダウンロード
➁記入し、メールで送信ください(info@naramachiinfo.jp)
➂振込をお願いします。(ゆうちょ銀行)