奈良は今、かき氷ブームが起きています。
奈良はかつて、夏は人の来ないまちでした。
しかし、ある柿の葉寿司の御主人の企画で奈良はかき氷の聖地になったようです。
奈良には氷室神社という神社があります。
名前の通り、氷の部屋を作って冬に氷を作ります。
そして夏まで保存しておいて、夏、朝廷に献上していたそうです。
かき氷。
B級グルメではないです。
しかし、流行ものに厳しい奈良の町。
と私は思っていました。
しかし、伝統を大事にする和菓子業界も参戦を始めています。
そんな和菓子店の中でも7月5日、多くの奈良市民に愛されている和菓子店がかき氷を始めました。
奈良市中新屋町。
春日庵。
奈良で春日庵と言えば、さつま焼が有名です。
1週間ほど日持ちのするお菓子は奈良の銘菓を代表するお菓子です。
そして最近、春日庵はお店を立て直しています。
そしてカフェスペースを設置しています。
そして目玉としてかき氷を始めています。
私も食べに行きました。
メニューを紹介します。
かき氷宇治抹茶金時白玉添 750円
かき氷黒蜜きな粉わらび餅添 750円 もあります。
葛きり 800円
他にも
さつま焼と抹茶セット 600円
さつま焼と煎茶セット 550円
さつま焼とほうじ茶セット 500円
のメニューがあります。
ならまち界隈の和菓子屋さんもほとんどがかき氷を出されています。
和菓子屋さんがかき氷をする理由があります。
和菓子屋は夏は売上が落ちます・・・。
これは私の実家もそうなのですが、夏は甘いものを食べないんですね。
夏は甘味は完全にアイスクリーム系に取って代わられます。
私の実家は夏は休みにして父はさっさと外国に視察に出掛けます。
そんな夏の奈良の和菓子店はかき氷で売上を立て始めているんですねー。
これは観光地ならではの動きだと思います。
ちなみに、私は抹茶が苦手です・・・。
昔は苦くて苦手・・・。
今は、胃が弱くて苦手です・・・。
そしてそれ以上に安っぽい抹茶味の商品の抹茶の味が苦手です・・・。
しかし、和菓子店の抹茶であればという安心感があります。
奈良の夏。奈良はかき氷でおもてなしをします。
8月には燈火会も行われます。
奈良の旧市街地には海も川もありません。
しかし、溢れる情緒を持つ日本一古い町です。
夏は奈良にお越しください。
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