真田丸は最終回に向けて登場人物が続々と出てきました。
中でも最終回を彩る人物は大坂五人衆でしょう。
真田丸の登場人物大坂五人衆を紹介します。
真田丸大坂の陣で最も厄介そうな武将。
後藤又兵衛、キャストは哀川翔さんですね。
父が幼くして亡くなったために、希代の軍師黒田官兵衛に育てられたました。
優秀な官兵衛に従って緒戦で活躍します。
しかし、官兵衛の息子の長政とはそりが合わなかったようです。
黒田家を出奔し他の大名に仕えますが、いずれも長政の妨害で浪人となります。
そして大野治長の要請に応じて大坂城に入場します。
真田丸ではキャストに哀川翔を迎える厄介ぶり・・・。
しかし、当時の記録などでは年老いてかなり丸くなっていたといわれています。
毛利勝永。
真田丸でのキャストは岡本健一さんですね。
彼の父は秀吉が身分のなかったころからの最古参の家来です。
幸村と一緒で要は大名の後継者という立場です。
彼は朝鮮出兵で活躍します。
関ケ原では西軍でしたが、小倉城を黒田官兵衛に落とされ、戦後は改易。
土佐藩の山内家に預けられます。
豊臣家と徳川家の雲行きが怪しくなったころ土佐を脱出します。
勝永に会った秀頼は「世はこの男を覚えている」と叫んだそうです。
ちなみに勝永は当時坊主で、海坊主が泳いできたと奥女中の間で噂になったそうです。
明石全登。
真田丸でのキャストは小林顕作さんですね。
明石全登は豊臣政権の五大老宇喜多秀家の家老で、約10万石を預かっていました。
関ケ原の戦いでは猛将福島正則を手玉に取るように活躍します。
彼はクリスチャンでした。
彼の大坂城入城は豊臣方が勝てばキリスト教の布教を認める条件があったようです。
宇喜多秀家については以下を参照に。
長曾我部盛親。
真田丸でのキャストは阿南健治さんです。
彼は戦国末期に四国全土を制圧した英雄、長曾我部元親の4男です。
彼には信親という非常に器量人の兄がいましたが、秀吉の九州征伐の折に戦死します。
2名の兄は他家に養子にいっていたので後継者となります。
父の元親は関ケ原の戦いの前に病死します。
関ケ原の戦いに弱冠24歳で出陣しますが吉川広家の妨害に遭います。
そして、状況がよくわからないまま西軍の敗走で改易となりました。
彼はその後、京都で寺小屋を始めます。
豊臣家と徳川家の雲行きが怪しくなったころ、徳川方に付くと宣言し、徳川方を油断させます。
そして、一人で寺子屋を出ますが、かつての家来が駆けつけ、入城までに1000名の部隊ができます。
彼の元にはその後もかつての家来が集まり大坂の陣において豊臣方最大の兵力が集まります。
真田丸は最終回に向けて、登場人物が揃ってきましたね。
真田丸、大阪五人衆が大坂城に入場するまでを紹介しました。