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せごどん17話の解説感想・吉之助の達観が後年に大事件を起こす

西郷どん

安政の大獄を避けるべく吉之助は僧月照と共に薩摩に辿り着きました。

せごどん17話の解説感想・・斉彬の遺言と久光と斉興

久光は斉彬の子哲丸を後継者にしたいと思っていました。

しかし斉彬は久光の子供茂久を当主にするように遺言を残しました。

跡目争いをして藩の動揺を防ぐことが斉彬の最後の考えでした。

 

一方、人生の大半を借金返済に費やした斉興。

斉興は多額の資金を費やした斉彬の政策をすべて止めます。

斉彬を慕っていた久光はその斉興の行動に激怒します。

しかし斉興から思い上がるなと言われ、戦意喪失します。

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せごどん17話の解説感想・・・薩摩藩の政策転換

吉之助は月照を匿うように藩に願い出ようとします。

しかし、藩は斉興が実権を握り、幕府恭順策に切り替えました。

正助は自分が対応すると吉之助に伝え、正助は画策します。

しかし、藩から吉之助と月照は日向送りという沙汰が出ました。

日向送りとは日向の国境まで連れていき処刑することです。

吉之助は不本意ながらも藩に従うべく、月照に謝罪します。

正助は諦めきれずに久光に、そして斉興にも拝謁して交渉します。

 

せごどんの17話の解説感想・・・正助の執念

正助は斉興に談判して吉之助が月照を斬れば許されることを吉之助に伝えます。

吉之助は正助の行為に感謝しましたが、心の中は・・・

月照は舟の中で詩を詠みます。

おおきみのためになにか おしからん さつまのせとに みはしずむとも

月照は自分が錦江湾に沈むことを知っていたんですね。

そして吉之助は月照と共に錦江湾に身を投げました。

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せごどん17話の解説感想・・・吉之助が入水してしまった理由

吉之助は正助を欺いて、月照と錦江湾に入水自殺します。

 

斉彬と共に奔走した輝かしい日々。

そして、それをすべて覆されて追い詰められた吉之助。

吉之助はもう精神が疲れていたでしょう。

若き吉之助は普通の人の何倍も多くのことを経験したでしょう。

この妙な達観した感覚は吉之助の人生を決めてしまいます。

入水自殺からは吉之助は助かります。

しかし、後年の西南の役でもまた吉之助は達観してしまうのでした。

せごどん17話の解説と感想・・達観してしまった吉之助の入水自殺について紹介しました。

せごどんの解説・・特殊な薩摩藩の日向送りと薩摩飛脚の謎

 

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