大河ドラマおんな城主直虎はそろそろ主人公が2名になりました。
井伊直虎と井伊万千代(のちの直政)。
天性の実力なのか、運なのか、万千代は出世街道を掛け合があろうとしています。
そこに立ちはだかるのは徳川家康の小姓たちでした。
万千代が頭を打った小姓というのはどんな身分なのか。
おんな城主直虎43回恩賞の彼方の感想・・小姓の身分と仕組みを紹介します。
おんな城主直虎43話の感想・・・小姓という身分について
小姓という身分は、その組織の主だった家来の子供が基本あたります。
小姓は将来の組織運営のかなめになる存在です。
若い頃から組織のトップに直に従い、関係を密にすることで将来に備えます。
小姓の仕事はトップの普段の仕事のお手伝いや身の回りの世話を担当します。
おんな城主直虎で万千代に嫌がらせを行う小五郎
おんな城主直虎では、万千代に嫌がらせをする小五郎が出てきます。
小五郎は後の酒井家次と思われます。
おんな城主直虎43話の段階では小五郎は徳川家家臣のナンバー2酒井忠次の嫡男です。
43回の直虎では小五郎の他にも小姓として犬丸・鎌吉・弥七郎がいます。
いずれも徳川の重臣の後継者達にあたると思われます。
いわゆる徳川譜代の武将の後継者たち。
新参者で徳川家康の覚えもめでたい万千代が気に入らなかったでしょう。
万千代はさまざまな嫌がらせや妨害を受け続けます。
万千代と徳川の多くの家臣はこの後もこの手の話が絶えません。
しかし、万千代は菅田将暉が役をしているように、それにめげません。
嫌がらせを跳ね除けて結局は最も出世した井伊万千代
今後もぐんぐん出世し、徳川家の筆頭家臣の地位にまで上り詰めていきます。
一つは、徳川家康の完全なる万千代へのえこひいきがありました。
しかし、それ以上に万千代は必死に奉公を続けます。
その姿勢は熾烈を極め、同僚が後ずさりするほどだったといわれています。
そのため、万千代への嫉妬が表面化すればするほど、家康は万千代を出世させます。
そして、熾烈な方向の万千代はやがて徳川軍団の特攻隊長のような地位を築いていきました。
それが武田の赤備えの継承でした。
おんな城主直虎43話の感想・・・嫉妬はいつの時代にもあるもの
さて、43話の感想です。
どこの組織でも新参者が出世をすると嫉妬や妬みの対象になるでしょう。
しかし、それに負けない負けず嫌いの万千代の姿がここにはあります。
もしかするとおんな城主直虎の裏の題はこれかもしれないですね。
嫉妬にめげずに自分を通した人物井伊万千代(直政)とそれを見守った直虎。
世界と繋がって競争が熾烈になりつつある日本社会。
恩賞の彼方には嫉妬に負けない万千代の姿がありました。
おんな城主直虎43話の感想は、小姓と嫉妬についての感想でした。
次回、おんな城主直虎44話も楽しみですね。感想書きます。
おんな城主直虎の感想をまとめています。