珠光茶会 2016年2月8日 武者小路千家の初心者体験紹介
今年の珠光茶会の目玉の一つ、初心者体験をリレーで全流派ご紹介させていただきます。
まずは武者小路千家です。武者小路千家は千利休の孫、千宗旦の次男一翁宗守が立ち上げた流派になります。千宗旦は4人の息子がおり長男宗拙を勘当したため、残りの3名の息子により後の三千家と呼ばれる流派が興ります。
武者小路千家を興した一翁宗守は塗り師の家に養子に出ていましたが還暦を前に、2名の弟の勧めもあって、茶道の世界に戻ります。その後、当時、香川県高松市に当時あった高松松平藩に出仕(つまり雇用)され、高松藩の茶道指南役になりました。大名も、江戸城での他の大名との交際において、茶道という嗜みは必要だったのでしょう。ちなみに高松藩の当時の藩主は松平頼重。彼は水戸黄門と呼ばれた徳川光圀の実の兄になります。
さて、武者小路千家は高松に縁があったことから、今でも香川県は武者小路千家の方が大変多く、瀬戸内藝術祭などでも活躍されています。茶道は地域と流派の縁によって、様々な茶道の地域性となっています。
さて、そんな武者小路千家の初心者体験は2月8日に行われます。
日時:2月8日 10時~ 12時~ 14時~
人数:各時間15名ずつ
場所:名勝大乗院庭園文化館
場所:奈良市高畑町1083番地の1
電話:0742-24-0808
内容:普段でも使えるお作法教室
大きな和室で普段も使うことができる茶道関連の簡単な作法を紹介します。
また、お菓子の食べ方・点て方を紹介します。。
抹茶は粉の分量とお湯の分量や点て方にコツがあるので紹介します。
というようになっています。
場所は奈良町情報館から大通り沿いを東へ、7分ぐらい歩いた場所にあります。
何かお困りの時は奈良町情報館へお電話下さい。
奈良町情報館: 0742-26-8610