今年の珠光茶会の目玉の一つ、初心者体験をリレーで全流派ご紹介させていただきます。
2月12日は藪内流です。
藪内流は藪内剣仲が興した流派です。剣仲は武野紹鴎門下であり、兄弟子である利休とも縁が深く利休より相伝を受け、利休の媒酌により、古田織部の妹と娶ったと言われています。その一方で、政治の世界などとは一線を画しました。それ以降、藪内流は西本願寺や陸奥相馬中村藩や阿波徳島藩、肥後熊本藩、肥前鍋島藩などに出仕したそうです。幕末に兵火により全焼した時は、西本願寺の応援ですぐに復興したと言われています。
さて、藪内流の初心者体験は2月12日に行われます。
日時:2月12日 10時~ 12時~ 14時~
人数:各時間15名ずつ
場所:奈良町南観光案内所(鹿の舟 繭)
場所:奈良市井上町11番地
内容:お茶の歴史やお道具の紹介があった後に、自分でお茶を点てて、飲んでいただきます。
藪内流の初心者体験はまだ席に余裕があります。1席1000円となっています。是非、ご参加ください。
場所は奈良町情報館から南へ徒歩10分。くるみの木がプロデュースする奈良町南観光案内所になります。今年の冬のならまちのニュースはくるみの木がならまちに来るということでした。毎日多くの方が訪れるスポットになっています。
藪内流は奈良町南観光案内所のすぐ近くにお稽古場があるため、気になればぜひ、お稽古にも行ってみてください。
若い素敵な男性の先生です。
藪内流のお茶室といえば、宗家の燕庵です。燕庵の看板は村田珠光の揮毫であると、ご挨拶にお伺いした時にお家元から教えていただきました。
何かお困りの時は奈良町情報館へお電話下さい。
奈良町情報館: 0742-26-8610
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