幕末、一気にあわただしくなっていきます。
その主役は朝廷・江戸幕府・薩摩藩・長州藩・会津藩でしょう。
吉之助の前に幕末三英傑の一人、桂小五郎が登場します。
せごどん27話解説感想・強すぎた薩摩隼人の禁門の変の逸話を紹介します。
せごどん27話解説感想・・八月十八日の政変が起こる
長州藩はその過激さから孝明天皇に嫌われ、薩摩・会津藩に蹴落とされます。
長州藩は政治的に危機に陥りますが、世間の期待は長州に集まっていました。
せごどん27話解説感想・・ひた向きな長州・強かな薩摩
長州藩は尊王攘夷にひたすら突き進もうとします。
そこには長州過激派の首領、高杉・久坂の想いがありました。
せごどん27話の解説感想・・新選組が情勢に火をつける
新選組は長州の御用商人枡屋を捕えて情報を聞き出します。
そして祇園祭の夜、池田屋を襲撃しました。
長州系の過激派の一部は斬殺されます。
それが、長州藩の過激派を総立ちにさせました。
幕末の緊張感はここで一気に高まりました。
せごどん27話の解説感想・・禁門の変
長州藩の過激派は京へ向けて藩を脱走し、京へ向かいました。
長州の大将は来島又兵衛。
薩賊会奸を叫び御所の方へ殺到します。
その正面は長州藩の宿敵会津藩でした。
長州藩の過激派は非常に強く会津藩を一蹴しました。
そこに吉之助率いる薩摩藩が応援に行きます。
せごどん27話の解説感想・・強すぎた薩摩藩と薩摩隼人
薩摩と長州は一進一退を繰り返します。
吉之助は大将を狙撃するように下知します。
歴史的には、これを川路利良にささやいたといわれています。
そして川路利良の放った弾が来島又兵衛の胸を貫通しました。
長州は過激派が集団脱走する形で京へ向かってきました。
決死の覚悟で2000名もの軍勢が京で戦いを繰り広げます。
その勢いに、ほとんどの藩が総崩れを起こしました。
しかし、ここに日本最強の薩摩隼人を擁する薩摩藩が立ちはだかります。
そして長州の想いの強い勢いを覆うほどの鍛錬と強かさを薩摩藩は持っています。
薩摩藩は吉之助の瞬時の指示で、戦局を逆転させました。
せごどん27話の解説感想・・志願兵を連れて参加した川路利良の手柄の逸話
さて、さらっと登場した川路利良。
彼は実は、薩摩で志願兵を募って京へ駆けのぼります。
そして、敵大将を討ち取りました。
関ヶ原の戦いの際も、ほぼ志願兵だけで戦った薩摩の島津氏。
貧しくても良い、強く勇ましくあれ。
そういう薩摩藩の教育が最強の藩士団を作り上げていました。
せごどん27話の解説感想・強すぎた薩摩藩と薩摩藩士の逸話でした。