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奈良市長仲川げん氏の12年を語る・大混戦の2013年奈良市長選挙の結果

奈良

奈良市長仲川げん氏の12年を語る。

第14回までやってまいりました。
長々と書いた仲川げん氏の第2回目の選挙についてそろそろ終わらせます。
奈良市長仲川げん氏の12年を語る・大混戦の2013年奈良市長選挙の結果を紹介します。

近鉄奈良駅界隈に事務所を置き、街宣車は西部へ行く

人間関係が繋がっている近鉄奈良駅界隈の旧市街地。
こちらは事務所を置いて関係者が詰めることで情報の広がりが期待できます。
一方で、西部の住宅地にはどうするのか。
それは街宣車を回し、演説とポスティングで情報を発信します。
この二通りの形を成功させれば、選挙では優位に立ちます。

仲川げん氏は近鉄奈良駅徒歩3分の場所に事務所を構えます。
そして演説は西部に集中していました。

私は選挙に当たっては、他候補の悪口を言わないように進言していました。
奈良の地域性を考えるとそれが妥当な気がしていました。
この期間中、仲川げん氏は一度も他の候補を攻撃しませんでした。
ただし、血気盛んなT氏がI候補の挑発に負けてコメントを書き返した事件がありました。
しかし、それは大したことにはならず、戦略通りに走っていました。

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候補者討論会

ここで奈良青年会議所主催の候補者討論会が組まれました。
候補者討論会はあまり視聴者や出席者のリアクションが共有されません。
しかし、相手の弱点を突くという意味ではポイントの高いと思います。

当日、私も心配で聞きに行っていました。
仲川げん氏は弁が立ち、そして機転の効くタイプです。
対抗馬の本命は森岡氏だったのでしょうか。
少し右寄りの森岡氏に、教育についての質問をしました。

森岡氏はその受け答えに苦戦していました。
討論会は、仲川げん事務所にとっては結局は良い方向に行ったと思います。

開票

開票のその日。
私は終始ドキドキしていました。
しかし、選挙を通じて繋がった知人・友人達と汗をかいた時間が楽しい思い出でした。
人事を尽くして天命を待つ。
正にそんな感じでした。

結果は大勝でした。
しかし、冷静に考えると、現職に入れなかった票の方が圧倒的に多い結果でした。
また、現職支持の議員も大して増えず、課題の残る4年を過ごすことになります。

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感謝の気持ち

選挙の後、仲川氏から言われたことを今でも忘れません。
「今回の選挙は30%ぐらいはあなたのお陰だった」と。

お世辞かもしれないですが、それは言われると嬉しいことですね。
ただし、本人は協力してくれた事務所のすべての人に感謝を伝えるべきだったと今にして思います。

 

選挙に参加することの意義

選挙では多くの人に出会い、そして選挙活動という共同活動に従事します。
学生の頃は学祭などもありましたが、大人になると祭りぐらいしかありません。
そんな中、選挙は大人の文化祭と言われています。
実際に多くの人に出会います。
そしてそれまで知らなかった多くの事を学ぶことができます。

選挙は投票だけではありません。
支持者への応援もきっと自分の成長にもなるでしょう。
選挙事務所を訪ねていただければとおもいます。

奈良市長仲川げん氏の12年を語る。
2013年大混戦の奈良市長選挙その4でした。

次回第15回からは、仲川げん氏の2期目の光と影を書いていこうと思います。

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