三重県桑名市には観光名所として桑名城跡があります。
桑名城は本多忠勝の築城で、当時は天守閣が力強く聳え立っていました。
現在の桑名城は桜の名所として地域の方に親しまれています。
桑名城の天守址・石垣や駐車場・九華公園の桜について紹介します。
桑名城は本多忠勝が築城したお城
桑名城跡にある本多忠勝像
桑名城は本多忠勝が築城しました。
厳密にはそれ以前にも桑名城はありました。
しかし、桑名城を本格的城郭にしたのは本多忠勝です。
本多忠勝は桑名城に4層6階の天守閣を始め51の櫓を作りました。
また、本多忠勝は桑名城が揖斐川の西隣という点を重視して水城にします。
本多忠勝についてはこちら
桑名藩最後の藩主松平定敬は桑名城を戦災から救った
桑名城跡の神社にあった松平定敬の子孫と思われる方の寄進石
その後、江戸幕府は桑名城には幕府譜代大名を配置します。
幕末には会津若松藩主松平容保弟の松平定定敬が藩主となります。
松平定敬は江戸幕府を最後まで守り続け、北海道まで転戦します。
しかし、桑名城に立て籠もることをしなかったため、桑名城は兵火を免れます。
最期まで戦い抜き、尚且つ、まちを兵火から守った松平定敬は尋常ではない人物ですね。
桑名城は現在、九華公園となっている
桑名城は現在、九華公園と呼ばれて、地域住民に親しまれています。
九華公園の由来は、桑名城の別名が扇城というところから来ています。
中国では扇のことを九華というようですね。
また、九華は‘くはな’とも読むことができます。
九華公園は今は三重県屈指の桜の名所となっています。
桑名城の天守址
桑名城には天守閣が現存しておらず、再建計画もありません。
しかし、インターネットで探すと桑名城の再現されたモニュメントがあるようですね。
桑名城跡の中には天守址が残っています。
残念ながら、写真を撮ってくるのを忘れました。
桑名城の石垣
桑名城の遺構として残っているのは石垣ですね。
水城にふさわしく、濠の水面と石垣のシルエットが美しいですね。
桑名城の駐車場
桑名城には桑名城を訪れる人のために駐車場が設置されています。
桑名城の駐車場の料金は良心的ですね。
赤字でなければ良いですが・・・。
桑名城駐車場隣には桑名の敬老会のみなさんのゲートボール城(場)があります。
桑名城は歴史的にも高名な本多忠勝の築城です。
いつか桑名城が再建され、本多忠勝の気負いが垣間見えればいいなぁと思いました。
桑名城の天守址・石垣や駐車場と九華公園について紹介しました。