彰義隊壊滅後、薩長連合は東北へ進出します。
せごどん38話の解説感想・・・吉之助の行動への一蔵の不満を紹介します。
せごどん38話の解説感想・・財政難だった薩長連合
東北では諸藩が奥羽列藩同盟を結びます。
東北諸藩は束となって薩長と敵対する意思を示したんですね。
ここで、東北への進撃が必要ですが、薩長はそれができません。
理由は簡単で、薩長両藩にとって出費が大きすぎた戊辰戦争だったんですね。
ちなみに、終わったばかりの彰義隊との戦いも実は間一髪で資金を見つけます。
大隈重信が横浜まで外国から船を買うためにお金を持ってきていました。
それを大村益次郎が取り上げて戦争資金にしていました。
吉之助は大村益次郎から依頼を受け、薩摩藩に新兵の動員に向かいます。
そこで弟の吉二郎が出兵に参加したいと言います。
周りの友人知人が戦争に出て活躍するのを見ていた吉二郎。
自分も行きたいと志願しました。
せごどん38話の解説感想・・河井継之助とガトリング銃
吉之助は越後新潟に春日丸で向かいました。
越後長岡藩に河井継之助という人物がいました。
幕末に長岡藩の実験を握り藩政改革に成功します。
洋式の武器を大量に仕入れて、薩長連合を迎え討ちます。
7万石(実勢14万石)の小藩ですが、薩長連合は圧倒されます。
そこには河井継之助が購入していたガトリング銃がありました。
今の機関銃ですね。
そして、北越に出征していた吉二郎も戦傷がもとでなくなります。
戊辰戦争が終わりました。
せごどん38話の解説感想・・吉之助と一蔵のすれ違い
戊辰戦争にて出征していた吉之助。
京・江戸にて新政府樹立に向けて苦心した一蔵。
かつて親友と言われた二人がそれぞれに器量にあった違う経験をします。
そして、より人の血を見ていた吉之助は厭世気分が蔓延していました。
吉之助は一蔵に鹿児島に帰ると伝えます。
せごどん38話の解説感想・・一蔵終生の吉之助への不満
吉之助は義理人情に厚い人物として定評がありました。
その一方で、吉之助は大きな功績をあげてもその後、厭世気分に陥ることが多い人物でした。
一蔵は、粘り強く、物事を諦めない性格でした。
この二人はいつも、吉之助が先行し、後を一蔵が処理していきます。
一蔵は二人の永遠の別れとなった時にこう言い放ちます。
「おはんはいつもそうじゃ、大事な時にいつもおらん」。
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