地域活性局

藤丸正明

時事通信社「地方行政」に執筆しました


地域活性化の仕事をしているとよく執筆依頼をいただきます。私はあまり、文章を書いたり、講演をするのは得意ではないと思います。何故なら朝令暮改型の人間だからです。5分前の考えが5分後には活かされないという可能性にいつもおびえているというか、備えているようなタイプの人間です。

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今回の地方行政では5ページ分の執筆でした1週間ぐらい時間を費やしました。これは総務省の方からの紹介・依頼でした。執筆の依頼やアンケートの依頼などが頻繁に会社に来ますが、知人でもない限りほとんど断っています。どう利用されるのかわからないからです。相手に悪意がなくとも、自分の考えを書く場合は、そこに責任は発生するわけで、まったくわからない場所ではやはり掲示されるのは困りますし、その後のフォローもできないですね。

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 今回は大茶会事業について書かせていただきました。企画には当時28歳の自分にしてはかなり緻密に調べ、可能性を図り、企画したのですが、3回目を終え、課題が噴出しています。

 一番の課題は行政の認識や理解が茶道の世界に追い付いていないことです。茶道の世界を行政が知ることが本当に重要です。茶道を知ることで、産業振興も農業振興も一つの考えの軸ができて事業が進むのではないかと思います。私は、茶道の世界が持つ「考え方」や「価値観」に非常に学ぶことがあります。どんなテーマを元に普段の世界の中にある道具をお茶道具にしているのか、相手をどうおもてなしするのか、気遣い・気配りなど、人と人が交流するため、心を一つにするための考えが確立されています。そして、日本人はその茶道を基礎にした価値観を普遍的に持っているなと思う瞬間がとても多いです。何故、地元の食材でおもてなしをする必要があるのか、そこには村田珠光の精神が垣間見える気がします。

 村田珠光は華美な唐物よりも国産に重きを置くように弟子を諭したと言われています。良い例として、それまで抹茶を救う道具として中国から輸入された薬匙を利用していました。それを珠光は竹で代用できるように考えました。それが今、奈良に残っている高山の茶筅と茶杓として残っています。

日本全国の地方自治体が同じようにキャラクターを作ったり、B級グルメを推進するのはもう飽和状態であり、そこに大きな可能性があるようには到底思えません。地味でもいいので、5年後・10年後、地域の産業になるような企画を一つずつ成功させていくべきではないでしょうか。

 

 

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