桜の吉野山。
そこには多くの歴史ドラマがありました。
京都を脱出し吉野へ。
如意輪寺に眠る後醍醐天皇の後醍醐天皇陵へ参拝し、御朱印をいただきました。
如意輪寺は後醍醐天皇の眠る吉野の浄土宗の寺院
後醍醐天皇率いる南朝と、足利尊氏の北朝が戦った南北朝時代。
南朝派は京から難を脱し、吉野を本拠地にします。
しかし、京に再び戻ることはできませんでした。
後醍醐天皇は不遇の中、崩御され、如意輪寺の山に葬られました。
それが現在も残る如意輪寺の後醍醐天皇陵です。
如意輪寺本堂南側にある後醍醐天皇陵
後醍醐天皇は京へつまり北へ向かいたかった思いが強かった天皇です。
そこで、亡骸も北向きに埋葬されたといわれています。
何かのきっかけで前に進みたいという方はぜひご参拝ください。
如意輪寺のもう一つのドラマ・・・如意輪寺と楠木正行
如意輪寺には楠木正行のドラマがあります。
楠木正行は楠木正成の嫡男で、南朝の中心勢力の一つですね。
湊川の戦いで父楠木正成や叔父の楠木正季を失った楠木家。
しかし、楠木正成の嫡男正行は河内で勢力を蓄えます。
楠木正行は後村上天皇へ拝謁するために如意輪寺へ赴きます。
そこで如意輪寺山門へ楠木正行は辞世の句を書き記しました。
如意輪寺山門の楠木正行の辞世の句は如意輪寺宝物殿は拝見できます。
如意輪寺の御朱印
如意輪寺では御朱印をいただけます。
如意輪寺には2種類の御朱印がありました。
両方撮影しておけばよかったですが・・・。
私の祖先は南朝派だったようです。
なので、如意輪寺の御朱印は南朝のことが記されている方にしました。
如意輪寺にあるもう一つの御朱印は太閤秀吉縁の御朱印でした。
如意輪寺へのアクセス
如意輪寺へのアクセスですが、如意輪寺は吉野山の一つ東の山になります。
なので、吉野山へのアクセスとはちょっと違いがあります。
如意輪寺への車でのアクセスは𠮷野上市から県道37号線を使います。
吉野税務署の隣を通っていきます。
上市から如意輪寺への車でのアクセスは約10分です。
奈良からは如意輪寺への車でのアクセスは1時間10分ぐらいです。
如意輪寺への徒歩でのアクセスはちょっと大変だと思います。
ウオーキングなどであれば、良いかと思いますが、車をおすすめします。
如意輪寺の駐車場
如意輪寺には駐車場がいくつかあります。
桜の時期でもない限り、如意輪寺の駐車場は満車にはならないでしょう。
如意輪寺の駐車場から如意輪寺までは3分と書いてありました。
実際、谷を下ってすぐが西門?でした。
如意輪寺の駐車場は県道37号線沿いにあります。
ずっと行きたかった如意輪寺と後醍醐天皇陵。
如意輪寺の後醍醐天皇陵に参拝し、御朱印をいただきました。