地域活性局

藤丸正明

千利休と菜の花


菜の花が咲く時期になりました。

2016-03-15 18.08.39 HDR
今日は福岡出張の折に、いつも通る旧薩摩街道を車で疾走していたのですが、あまりにも菜の花がきれいだったので何度も撮影してみました。
菜の花は日本人が好きな花の一つだと思います。

 菜の花といえば、私の中では千利休が思い浮かびます。

千利休の命日は2月28日です。

千利休の好きだった花は実は菜の花だったと言われています。

 茶道の世界では2月28日は利休忌として大事な日になっています。
特に千利休の子孫である茶道三千家では大事にお祀りされています。
その利休忌にはお茶会が行われます。3月27か28日に行われます。

掛軸はは千利休の肖像画となります。
そして、床の間に活ける花は、お客様に向けるのではなく、その肖像画に向けて活けられます。

 個人を偲ぶ日本の素敵な形だと思います。

2009年の利休忌のお茶事が大徳寺瑞峯院で行われ、表千家のお家元がお正客でした。
席主は瑞峯院の前田昌道老師であり、私の実家に仕事の注文があった関係で兄がお菓子を作りに行きました。
ついて行きたいと思い、兄にお願いしてお手伝いと称して連れて行ってもらいました。

 お茶事の後に、老師がお家元に挨拶する時間を作ってくださいました。
挨拶の時に、私は奈良市ならまちで地域の活性化事業を行っていますと挨拶させていただいたところ、「ならまち格子の家」に行ったことがありますよ。とお声をいただくことができました。
感激でした。
その後、ならまち格子の家の管理をすることができたことはとても大きな縁であると思いますし、珠光茶会の催事会場にもできていることもとても感慨深いです。

 菜の花はちょうど今頃ですね。
2月28日の利休忌が終わった後に咲くところもお茶の季節の先取りにもぴったりだと思います。
石州流では余韻を楽しむこともお茶の楽しみ方だと初心者体験でも教えていただきました。
その余韻の楽しみ方が2009年の7年前の記憶をすぐに呼び起こしてくれるというのが何とも日本の持つ四季の力のようにも思えます。

いつか、自分も利休忌には千利休を偲ぶお茶会を親しい人としたいと思います。

 

メールマガジン「奈良・ならまちニュースレター」発行しています
  有料メールマガジン「地域活性化のヒント」発行しています


LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。