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真田丸の感想まとめ18話上洛のあらすじと背景にある事情

歴史 真田丸

大河ドラマ真田丸。 18話は上洛という題になっています。

今回はどんな流れになるのでしょうか。背景からあらすじを読み解いてみようと思います。

2016-05-06 10.02.12

豊臣秀吉は徳川家康に対して、再三の土下座外交とも言える外交を展開します。

妹を家康の正室名目の人質にします。

そして自分よりも高い官位を家康に授けます。

しかし家康は上洛しませんでした。

この間、家康の次男である秀康は筆頭家老石川数正に伴われて秀吉の元に人質に行きます。

そして、その石川数正は家康から出奔して、秀吉の家来になってしまいました。

家康側も色々とゴタゴタがあります。

その第一が、徳川家と関東の雄北条家の講和の条件を履行できていないことです。

その条件とは、甲信越は徳川家・関東は北条家が領有するという条件です。

それが履行できない理由は真田昌幸にありました。

真田昌幸は関東に土地を持っています。それは沼田という場所です。

真田は当時、北条を裏切って徳川についているので北条からみると徳川の家臣ですね。

その真田が徳川の方針通りに土地を渡しません。

真田からすると、他に代替地もないのになぜ渡さないといけないんだとなります。

徳川は、真田を屈服させるために軍勢を送り込みます。

それに対して、昌幸は上杉の援軍を受けておいて、単独で撃退に成功します。

一方、沼田にも北条が押し寄せますが、その隙に栃木・茨城の反北条連合が動いたことで北条は撤退します。

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そんな膠着状態の中で、家康が秀吉に臣従してしまいます。

北条は一時期、関東を制圧するような勢いでした。

しかし、新潟の上杉、栃木の宇都宮、茨城の結城・佐竹、そして房総の里見が連携を始めます。

そしてその後ろには秀吉が糸を引いているんですね。

家康は浜松城に主だった家来を集めて大会議を開催します。

そこには北条の家臣も呼んだうえで、総意として豊臣と和睦しないと結論を出しました。

しかし、その一方でやはり秀吉の勢いはとめられなかったのでしょう。

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さて、昌幸も秀吉に下るために上洛します。

その昌幸を待っていたのは、沼田を北条に渡せという秀吉の要求でした。

昌幸はここで折れてしまいます。

昌幸も秀吉にはむかうのは無理だと悟ったのでしょう。

しかし、沼田の土地の3分の1は真田家ゆかりの土地でした。

そこで、その部分のみを真田の領有と秀吉は認めます。

後にこの土地が北条を滅亡に追い込む土地になります。

さて、秀吉は先週の真田丸にて、戦争中止命令を家康に出しました。

これは実は、惣無事令という命令で、全国の大名に出しています。

これから先は秀吉に無断で戦争をしてはいけないと宣言します。

それに従わなかった人間は秀吉から征伐を受けるということですね。

これは非常に巧みな外交戦略ですね。

社会は天下統一というか、平和という価値観へ向かって進んでいます。

様々な勢力も巨大になるなかで、秀吉が頭一つ抜けます。

そして秀吉は自前の勢力というよりも寄合政権です。

敵を攻めるのには大義名分が必要なんですね。

そこで、この総無事令となります。

その結果、それに違反した北条家は後に成敗されます。

さて上洛した昌幸と信幸は信繁に再会します。

そして、姉の松にも再会します。

三谷幸喜監督の今回のドラマ進行上のポイントになるのはやはり女性だと思います。

第一、史実的には女性はあまり記録がない為、自由に登場することができます。

そして、史実だけを追いかけてもドラマにはなりにくいですね。

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