真田昌幸が生前書き残した戦争の書類を信繁は信之に渡します。
この書類については真田丸最後の信之のシーンで出てくるのではないでしょうか。
それに関しては下記の方に書いています。
真田丸39話歳月の感想を書きます。
信繁一行が紀州九度山に引っ越して早10年。
関ケ原が1600年なので、1610年ということですね。
真田丸39話の歳月はこの1610年から大坂の陣の手前までを描いています。
この二人、とても好きです 笑
昌幸は生前、九度山でも大名として振る舞っていたようです。
実際に昌幸から信之あての仕送りの催促状が残っています。
昌幸の逝去後、信繁への仕送りは減ったといわれています。
昌幸時代の借金の返済への努力がこの後実を結んでいきます。
江戸の町で昌幸の妻と信之の家族などが出てきました。
真田家は終始家族仲が良く描かれています。
実際にそうだったことを証拠付ける文章なども残っています。
信繁は商売を開始します。
まずは蕎麦から売り始めました。これは創作でしょう。
そして、真田紐が出てきました。
伝承としては真田紐は真田信繁とその妻のはるが考案したと言われています。
豊臣秀次の娘たかが出てきました。
それがルソンから紐を持って帰ってきます。
信繁はそれを見て信州の紐を思い出し、真田紐を考案します。
かなりそれっぽい脚本です。
真田家は真田紐を売りながら諸国の情報を集めていたといわれています。
このあたりも知恵深さの見えるところですね。
後に大坂の陣に入場する人物で同じような境遇の人物は何人かいます。
長曾我部盛親や塙団衛門がそうですが、ついには商売などはしませんでした。
そう考えると、信繁とその真田家はやはりユニークですね。
その結果、真田紐が売れて、生活が豊かになりました。
10年の生活の中で見えてきた信繁一行の柔軟力。
真田丸39話歳月では、この柔軟力や改善力が目立ちました。
そして、名実ともに、信繁のパーティーになっていきます。
真田丸39話歳月はそのまま平和に終わってしまう雰囲気でした。
信繁たちに力がついてきた時に、明石全登が登場します。
真田丸39話歳月の感想。
努力をして成果を上げた信繁にその心を揺さぶる話が入ってきます。
信繁はまだ世間から忘れられていませんでした。
歳月は人を待たずといいますが、歳月は信繁を成長させ、また表舞台に引きずり出します。
歳月は人を待った。これが私の真田丸39話歳月の感想です。一言・・・。
真田丸は39話が終わり、40話から最終章に入ります。
信繁のクライマックスが近づいてきました。
真田丸39話歳月の感想を書きました。