地域活性局

藤丸正明

太宰府の観光のこれからについてお話ししました。太宰府まちづくり部第2回・まちのことを考える・

太宰府市。年間820万人(太宰府市発表)が訪れる日本屈指の観光地です。

太宰府でも最もお客さんの多い太宰府天満宮。

私はその天満宮の参道の和菓子店に生まれました。

19歳で福岡を出て、32歳にして太宰府でも活動ができる環境を得ることができました。

私は奈良で12年間、今の事業(前身の団体も含め)を行っています。

そこで得たものを中心に太宰府で太宰府まちづくり部をスタートさせました。

奈良では基本的に自分の会社が単独で動いき、協力をお願いする形です。

しかし、今後のまちづくりとは単独でやるものではないでしょう。

今回は、4社で事業をスタートさせました。

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イエノコト株式会社
株式会社川島弘文社
特定非営利法人太宰府ソーシャルクリエーション

そして地域活性局です。

上記4社で話し合いをしながら太宰府の将来を考えます。

まず今年の1年は、町の魅力を一から掘り起こすことを行います。

知る・考える・学ぶ

「だざいふのこと」

テーマは6つ作りました。

いえ ひと くらし まち ゆめ しごと

そこで、毎月1度、ゲストを招きます。

上記6つのテーマを元にゲストの話から町の魅力や事情を掘り進めます。

第一回は4月22日でした。

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ここではオープニングだったこともあり、

「だざいふのこと」という大きな題でお話しをしました。

地域にコミュニティーがあることがまちづくりには一番重要ですという内容をお話しさせていただきました。

私は主に西日本を中心に全国を視察などで回っています。

大抵、成功していると言われるまちづくり事業には1つの共通点があります。

まちづくり以前に、地域がコミュニティーを持っていることです。

地域の人の仲が良いんですね。

こういった地域は何をしても成功するんだと思います。

だざいふのことを考えるにあたっては、ここを基本軸にしたいと思っています。

つまり、交流の輪を作り、広げて深めていくことです。

そして、今回は第二回目を行いました。

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「まちのことを考える」

ここでは太宰府という町について改めて解説させていただきました。

住んでいる人が考える太宰府のイメージ。

そして訪れる人が考える太宰府のイメージ。

太宰府の町は観光の町という印象が社会的には大きいと思います。

しかし、実際に観光で生活している人はほんの一握りなんですね。

太宰府市の人口は2016年2月の推計で72,248名となっています。

その中で観光関係で仕事をしている人は1,000人もいないでしょう。

市外の人が持っているイメージほど、市内は観光ではないんですね。

そこには住宅地としての太宰府の存在があります。

福岡市の都市圏に所属する町。

外で働き、太宰府で暮らす。

これがほとんどの仕事世代の現状だと思います。

都市部で仕事をして、太宰府に暮らす。

そういう状況になった経緯なども人口推計や社会投資の話を例に出して紹介しました。

まちづくりを考える時に、理想は職住一致です。

地域で働き、地域で暮らす。

それを成し遂げるためには、地域に仕事が必要です。

太宰府でそれができるとすれば、やはり観光だと思います。

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では、820万人が訪れる太宰府では何をすればいいのか。

それはまずは観光消費額をあげていくことです。

1人がいくら地域にお金を落としてくれるのか。

これが非常に重要になってきます。

観光消費といえば、宿泊・お土産・飲食・体験などです。

太宰府は宿泊がほとんどない観光地なんですね。

年間820万人の観光客のうち、太宰府での宿泊者は1%以下でしょう。

宿泊の課題は一番最後になると思います。

その前に滞在時間を伸ばしてもらえる体験等の充実ですね。

その体験とはどんなことをするのか。

観光地に行くと、取って付け足したような体験プログラムが多いですね。

この点に関しては私は奈良の大茶会事業を紹介させていただきました。

観光と茶道が一緒になったのが珠光茶会ですね。

奈良は茶道関係者の多い地域だと思います。

その方々は日々、茶道に精進されています。

その奈良の茶道を紹介する。

それが奈良の大茶会です。

つまり、地域住民の趣味や特技などが観光資源になりえます。

その観光資源を探すには、やはり多くの地域住民との交流が必須になります。

昨日も、陶芸関係の方がいらっしゃって、陶芸のお話しを少ししてくださいました。

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まちづくりというと、普通は観光関係の方ばかりが集う印象ですね。

しかし実家の和菓子屋、宣伝してくれている母のお蔭でしょうか。

観光関係だけではなく、神社の奥様、茶道関係者や文化財関係の方などがお越しくださいます。

太宰府ではこれまでと違った切り口のまちづくり事業ができるのではないかと思います。

太宰府の観光はこれからもっと充実していくと思います。

そうなるためにもひと肌脱ぎたいと思います。

私は、現在、奈良で22日、福岡で8日程度過ごしています。

往復は大変ですが、地域を対比できる情報を持つことができています。

太宰府まちづくり部が目指すのは2020年以後の太宰府の観光の発展です。

次回は6月24日は「しごとのことを考える」を開催します。

ゲストは太宰府市都府楼の洋菓子店 Le couple 菅さんです。

太宰府で洋菓子店を始められたきっかけから、感じたことなどをお聞きします。

そして、そこから太宰府の魅力や特徴・事情などを掘り起こします。

それから、全国には洋菓子店と観光が結びついた例も多くあります。

そちらも合わせて紹介します。

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

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