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西郷どんの解説6話日本人の鎖国感と危機意識と万次郎

西郷どん

島津斉彬と相撲を取って投げ飛ばしてしまった西郷隆盛(吉之助)。

それが罪になり牢屋に入れられました。

牢屋にはどうやら現代人っぽい漂流者が・・・。

西郷どんの解説6話・・・日本人の鎖国感と危機意識と万次郎について

吉之助は牢屋で漂流民と出遭います。

その名はジョン万次郎。

薩摩藩はジョン万次郎をメリケンのスパイと邪推します。

しかし、万次郎は漂流者でした。

当時、日本は鎖国を行っており、海外から人は帰国できませんでした。

しかし、その鎖国の結果、日本は海外の情報の乏しい体制になっていました。

そこで、漂流者は貴重な情報源として扱われるようになりました。

西郷どんの解説6話漂流者ジョン万次郎

万次郎は土佐の人。

14歳で漁船に乗り漂流し、その後アメリカの捕鯨船に助けられます。

アメリカでは学校で学び、捕鯨船の副船長となりました。

しかし、母に会いたいという気持ちが強くなり、日本に帰国します。

琉球で尋問を受け、薩摩藩人厚遇されました。

吉之助は万次郎の心を開き、斉彬から褒美を言われます。

そして、大久保正助つまり利通の謹慎を説いてほしいと願い出ます。

斉彬から時期の到来を待つように沙汰をもらいました。

西郷どん6話の解説・糸の縁談と大久保利通の女性遍歴

糸の縁談に吉之助と正助が揺れます。

糸は一度、海老原のもとに嫁に行きますが、その話はあまり記録が残っていません。

出戻り後に西郷隆盛のもとに嫁ぎます。

恋愛におおらかな雰囲気があるのは南国の風でしょうか。

実際は大久保利通は女性関係には間違いがなかったといわれています。

 

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西郷どん6話の解説日本人の鎖国感と危機意識と万次郎

西郷どん6話ではジョン万次郎を中心に話が進みました。

日本は鎖国中であり、海外に出た者が帰国すると死罪と決まってました。

鎖国は幕府の法で万次郎もそれは知っていたでしょう。

江戸幕府初代将軍の徳川家康は割と海外の情報を集めていました。

しかし、その後、幕府は海外情勢から鎖国を断行します。

そして日本がそのまま村社会へと入ってしまいます。

農業生産力の強い日本。

一定の成長を遂げるとこの国は鎖国へと向かうのでしょうか。

日本人の心理の一片を感じます。

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また当時は日本は軍事力が大変充実していました。

鎖国を行っても海外からの侵略の可能性はなかったでしょう。

 

しかし、鎖国をすると海外との交流がなくなります。

それは同時に世界の成長からの孤立でもあったでしょう。

そこから240年ほどたった西郷どんの青春期には事情が変わります。

 

海外は経済成長した国が巨大な軍事力を背景に世界へ侵略を始めていました。

日本人は鎖国感と同時に危機意識の強さもあります。

そんな中、江戸期最大の名君と呼ばれる島津斉彬は海外に理解がありました。

また薩摩藩は沖縄を通じて海外と密貿易を繰り返していました。

その過程から、万次郎を優遇して海外情報を聞き出す方向へと進みます。

これは斉彬の英才ぶりを幕府も安心していたという背景もあります。

200年近く行ってきた法律を改正することはそれまでの秩序が変わるきっかけになります。

 

その変革期に西郷隆盛と大久保利通は青春期を過ごしています。

最期にその変革期を新政府樹立という形で乗り越える西郷隆盛と大久保利通。

西郷どん6話の解説は日本人の鎖国感と危機意識と万次郎を書きました。

西郷どん7話は背中の母です。楽しみですね。

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