幕府の権力が徐々に落ちていきます。
しかし、そこに英邁な一橋慶喜がいます。
せごどん34話の解説感想・極東で英仏代理戦争が起きた理由を紹介します。
せごどん34話の解説感想・・幕末の日本を取り巻くアジアの情勢
幕末、日本には諸外国が積極的に関与しようとします。
アジアの情勢を見ると、中国を利益の対象にしていた英国。
ベトナム地域を植民地にしたフランス。
フィリピンはスペインの植民地。
インドネシアはオランダの植民地でした。
せごどん34話の解説感想・・オランダの衰退
江戸時代、日本はオランダを通じて海外の情報を集めていました。
しかし、オランダは日本が銀本位制である点に目を付け、金を日本から購入して莫大な利益を得ます。
オランダは日本で金を仕入れて欧州で売るだけで莫大な利益が出ます。
オランダはそんな地位の独占の為に幕府に平身低頭外交に終始します。
鎖国もありますが、これが日本の海外情勢への分析能力を低くしたと言えるでしょう。
せごどん34話の解説感想・・ナポレオンの登場
そのオランダはナポレオンが欧州を席捲するにあたって立場が怪しくなります。
オランダは小さい国土で貿易で成り立っていました。
しかし、こういった国は強力な国家が周辺にできると途端に侵略されてしまいます。
本国を占領されたオランダは力を失っていきます。
しかし、そのフランスもナポレオンの失脚後、徐々に力を落としていきます。
やはり世界の中心は英国でした。
せごどん34話の解説感想・・幕府に肩入れしたフランス
フランスはナポレオン3世が即位します。
ナポレオン3世は中々の世間師で外交が上手でした。
幕府から多くの留学生を取ります。
その留学生は後に幕府の執行部となってい来ます。
そしてほとんどがフランス被れでフランス贔屓でした。
フランスは幕府に多くの知恵を入れていきます。
また、巨額の融資を行おうとします。
植民地獲得のために良く行う手ですね。
幕府は情勢が追い込まれるにつれて、その危険な賭けに入っていこうとします。
その2↓に続きます。