Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/naramachiinfo/www/fuzimaru/wp-includes/post-template.php on line 293

麒麟がくる第3回の解説感想・下剋上の成功者は美男子だった

麒麟がくる

大河ドラマ麒麟がくる第3回。
第3回は美濃の国とタイトルがついています。
第1回では光秀とこの時代の新しい息吹・第2回では主君斎藤道三の人となりが紹介されました。
第3回ではその道三を取り巻く美濃の国が紹介されます。

麒麟がくる第3回の解説感想・下剋上の成功者が美男子だった理由を紹介します。

麒麟がくる第3回の解説・京で聞かされた美濃の昔話

光秀は領内で農業に勤しみます。
上記の画像を見ていただくとわかりますが、明智城の周辺は農業地帯ですね。
特に城北は可児川の周辺は古来から田園が広がっていたかもしれないですね。

そこへ帰蝶が稲葉山から訪れます。
帰蝶は光秀の叔母の娘で、光秀とはいとこになります。
帰蝶は光秀に主人が父に殺されたことへの不満を口にします。

東庵の弟子駒は帰蝶から昔話を聞きます。
しかし、かつて駒は同じ話を京の都で聞いたことがあったのでした。
駒にその話をしたのは・・・。

 

麒麟がくる第3回の解説・土岐頼芸の鷹の絵

美濃国守護土岐頼芸は守護の勤めをせずに鷹の絵ばかり描いています。
頼芸は絵師にでもなれる才能を持っていました。
しかし、守護には向いていませんでした。

道三と高政は頼芸の下に伺候します。
そして、守護への就任を要請します。
頼芸は守護への就任は嫌がっていましたが、道三のアクに負けます。

頼芸は道三の息子高政に我が子同然だとつぶやきます。
実はこの高政は道三ではなく、頼芸の子でした。
高政の母、深芳野は頼芸の側室でした。
高政は母深芳野に問いかけますが、教えてもらえません。

ちなみに土岐頼芸の絵は実際に残っています。
ネットで検索すると出てきます。土岐頼芸・鷹で検索してみてください。

駒は稲葉山の東庵の下へ菊丸を連れて行きます。

スポンサードリンク

 

麒麟がくる第3回の解説・若き青年が持つ鉄砲という文明

光秀は高政から呼ばれ、鉄砲を渡されます。
道三も高政も鉄砲に興味がないからと光秀に回ってきました。

高政は光秀と道三の問題点について語り合います。
成り上がった道三とそれを見て育った二人。
美濃をどうするべきか、二人は語り合います。
光秀は高政に鉄砲の打ち方を実演して見せます。
高政は光秀から良い国について聞かれ「麒麟がくる」国だと言いました。

明智光秀と鉄砲の逸話・明智光秀は鉄砲で出世して破滅した

頼芸は隣国愛知県(尾張)の織田信秀に助力を要請します。
しかしその時、静岡(駿河)の今川義元が織田を攻撃に向かっていると急使が来ました。
そして尾張と三河の国境の小豆坂で交戦します。

織田信秀はまだ当分美濃の国へは進むことができない状況でした。

 

麒麟がくる第3回の解説・室町幕府の矛盾

室町幕府は足利政権の幕府です。
足利将軍家初代尊氏は気前が良すぎたといわれています。
戦争で活躍した部下などに気前よく領地を渡し過ぎました。
その結果、足利尊氏の周囲には何か国も国を持つ守護大名が生まれます。
細川・山名・赤松・斯波・畠山などです。
山名氏などは最盛期11か国も所領を持ち、日本の6分の1を所有していました。
その寄せ集めの政権が足利政権であり、政権基盤が惰弱でした。

この時代、首都は京です。
諸大名はここに集まり政務を行います。
大名は都にいて、家来が領地の留守番をします。
そこで、領地において政務を代行する人物が守護代となります。
戦国大名の多くはこの守護代が守護を追い出して大名化します。
上杉謙信・朝倉義景は守護代の家ですし、織田信長の父はその守護大名のさらに分家の出です。

一方の、六角・今川・武田などは守護大名が戦国時代にも残ったグループです。

斎藤道三や伊豆の北条早雲は実力で成り上がったタイプです。
この実力で成り上がったタイプは多くの場合、下剋上します。
名門大名は成り上がりに対しての優越意識がありました。

スポンサードリンク

麒麟がくる第3回美濃の国の下剋上と美男子の話

美濃国は平安末期から入植していた土岐氏を中心とした国でした。
守護は土岐氏、守護代は土岐氏の親族という形でした。

麒麟がくるの第3回ではその事情をドラマの中に盛り込んでいます。
また、斎藤道三など名前を残した人物は親族や息子・娘をずいぶん利用します。
政略結婚で娘を嫁がせ、そしてその主人を油断させて殺害します。

斎藤道三はどうだったかは知りません。
しかし、妙覚寺で寺の未来を背負うと言われていた人物です。
演じている本木さんもイケメンですね。

道三は男性にも女性にもモテたでしょう。
斎藤道三と並ぶ梟雄の松永久秀や宇喜多直家も美男子だったそうです。
当時は男色も開放的な時代でした。

容姿による印象の良さで取り入って乗っ取る。
それがこの戦国中期の下剋上の姿かもしれないですね。

麒麟がくる第3回の解説感想は下剋上の成功者は美男子が多かった話でした。

美男子松永弾正久秀の逸話はこちら

麒麟がくるに登場する松永弾正久秀の生涯と逸話

スポンサードリンク
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。